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#折口信夫 — Public Fediverse posts

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  1. 《日本の芸能・文学が、我々の板につき、我々のものになつたのは、低い階級のものゝ為事が認められ出してからのもので、この低い階級のものは皆宗教家です。これらの人々は、皆社会外の社会にゐて、無頼の徒です。土地もなく、祭りの時だけ許されて無頼が出来ます。平安朝末の法師達の振舞ひはこれと同じことです。これが近代迄も社につき、又ははなれて動いてゐて、社につく神人が、山や川を越えて御札をくばつて歩いたもので、その行動は無茶苦茶なことが多かつたのです。これらが下級の武士の出て来る処となります、かうして、近代の芸能にたづさはるものと、信仰生活にゐる人々の中のある部分と、武家のある階級は、皆一つであつたと言ふことになります。》――折口信夫「無頼の徒の芸術」
    aozora.gr.jp/cards/000933/file

    #無頼 #ボヘミアン #折口信夫

  2. 折口信夫に「ごろつきの話」という小論文(講演記録)がある。
    aozora.gr.jp/cards/000933/file

    ここで折口は「無頼」や「無頼漢」を「ごろつき」と読ませ、無頼=ごろつきの具体例として、うかれ人、ほかい人、野ぶし、山ぶし、念仏聖、虚無僧、くぐつ、すり、すっぱ、らっぱ、がんどう(強盗)、博徒、侠客、かぶき者、あぶれ者、町やっこ、舞々・舞太夫、しょろり・そろり、無宿者・無職者などをあげている。

    時代は違うが、この無頼漢リストはマルクスの列挙したボエーム=ルンペンプロレタリアのリストを思わせる。
    ただし、マルクスがルンペンプロレタリアを歴史の夾雑物として扱おうとしたのに対し、折口は「ごろつきの話」の冒頭で次のように述べ、日本史における無頼=ごろつきの存在と役割に重いものを与えた。ここで言う「時代」も、古代から近代初期までの長い期間を指す。

    《無頼漢などゝいへば、社会の瘤のやうなものとしか考へて居られぬ。だが、嘗て、日本では此無頼漢が、社会の大なる要素をなした時代がある。のみならず、芸術の上の運動には、殊に大きな力を致したと見られるのである。》

    #無頼 #ボヘミアン #折口信夫 #マルクス

  3. 随想集『Homo rehabilis――自然に還りゆくヒト』と歌集『余白のための輪廻する音樂』の販売予約受付を始めました。

    ご購入を希望される方は、商品ページの「販売開始通知希望」ボタンから登録をお願いします(あくまで通知希望登録につき、これによって購入が確定されることはありません)。

    ※現在の設定価格は、制作費や印刷代などから見積もった予定価格です。購入希望登録者の数に応じて価格は変動する可能性もあります。

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  4. 「野のすみれ La Pensée sauvage ――野生の思考にみる和歌の本質」

    homorehabilis.blogspot.com/202

    この試論は、和歌(短歌)の話であるとともに、記号や言霊について詳しく論じたものでもあり、『Homo rehabilis――自然に還りゆくヒト』の最終章「ゼロへ」を要約した内容とも言える文章です。

    「僕たちは周期化された空間としての時間という〈永遠〉から解放される必要があり、和歌、そして言葉というものにはその力が内包されている。〔...〕ヒトがおこなうほぼすべての記号化は、意味の確立した単純な要素の重ねあわせへの分解と再構成であり、おおまかに言ってフーリエ変換と同等の作業を孕んでいる。ここにたち顕れてくる理想形としての正弦波は、その単純さゆえに扱いのむづかしいもので、その本質をしっかり把握しようという意志をもたずに用いた場合、ヒトの認識を幻像で覆いつくし、永遠という「自由の牢獄」に幽閉することの可能な、おそろしい力を秘めているものだ。けれども「永遠解く力」は、永遠そのものへのより深い認識のなかに籠められている。」

    #短歌 #和歌 #えーえんとくちから #永遠 #フーリエ変換 #ゼロ除算 #レヴィストロース #野生の思考 #曼陀羅 #南方熊楠 #折口信夫 #白川静 #万葉集 #万葉 #縄文 #古代 #呪術

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